都島 基夫

TSUSHIMA MOTOO

都島 基夫

TSUSHIMA MOTOO

出生年
1941年生まれ
出身校
慶應義塾大学医学部
専門分野
循環器・糖尿病・未病他
所属学会
日本循環器学会
日本糖尿病学会
日本老年医学会
日本未病学会
日本脈管学会
日本臨床栄養学会
日本動脈硬化学会
日本内科学会
職歴および研修歴
1968年 慶応義塾大学医学部内科学教室助手・81年専任講師
1970年 東京都済生会中央病院内科医員
1978年 フンボルト奨学生として西ドイツハイデルベルフ大学内科心筋梗塞研究所/留学
1981年 国立循環器センター内科/動脈硬化代謝部門医師
2002年 慶応義塾大学医学部教授および伊勢慶應病院副院長/内科部長
2004年 国際医療福祉大学熱海病院/内科教授/予防医センター長
2009年 医療法人積仁会旭ヶ丘病院/理事長・老健所長・内科医師
2015年以降 慶応義塾大学医学部客員教授・非常勤講師・関西医大付属病院ほか
資格
1967年 医師免許証
1978年 医学博士
内科認定医日本循環器学会専門医
日本糖尿病学会専門医・指導医
日本老年医学会老年病専門医
日本医師会産業医
日本未病学会専門医
日本脈管学会専門医
日本臨床栄養学会栄養指導医
禁煙指導医
健康スポーツ医
ライフワーク
【未病研究と啓発】
超高齢社会とそれに伴う医療費の拡大は、日本のみならず先進国の多くが直面している課題であることは言わずもがなです。介護保険が給付されたため医療保険の範囲が限られ、十分な医療が受けられない、あるいは在宅介護で家族の負担が増えるなど、日本の高齢者を取り巻く環境は非常に厳しいものです。
同時に、私は大学卒業後、神経内科や循環器科に勤務し、著名な先生方が手を尽くして治療を施しても、甲斐なく亡くなっていく患者さんを前に、自身の無力感に苛まれていました。そうした経験や現在の医療状況を見るにつけ、発症した病を治療するというだけでなく、発症させない予防の必要性を強く認識し、「未病」について研究するに至りました。私は 1997年「日本未病システム学会」の設立に携わり、現在この組織は、医師はもとより、薬剤師や看護師などをはじめ、運動や栄養などさまざまな分野の専門領域の関係者が参加する組織となっています。
【未病】という用語は、中国の前漢時代に編纂された最古の医学書と言われる『黄帝内経』(こうていだいけい)で初めて登場する言葉で、病気と健康の間、つまりすでに体内に病気はあるものの表に症状が出ておらず、治療をしなければ発症するという状態を指しています。その場合、西洋医学の立場では、兆候を検査でとらえて病気の芽を摘んでしまおうとするでしょう。すなわち、自覚の有無にかかわらず軽微な兆候があり、検査所見に異常が認められないものが東洋医学的未病、検査に異常があり自覚症状がないものが西洋医学的未病です。日本未病システム学会では、さらに現代の老人医療の要となるであろう、現代の「未病」を診断するための検査システムを構築しようと考えています。
趣味
テニス・ゴルフ・音楽鑑賞
メディア出演歴
2008年 テレビ東京【少子高齢化による新しい医療-未病】
2005年 NHKためしてガッテン#500回【専門医として血栓など解説】
その他読売テレビなど多数出演歴あり
出版歴
1999年 沈黙の病気を進める高脂血症-健康で長生きするために 2006年 高血圧これで安心/小学館 2008年 長寿の鍵は未病にあり~都島先生大いに語る~/KKアドメディア 2012年 病気になってからでは遅い、気になるうちに自分で治す「未病」/PHP研究所 2011年 100kcal食品・食事交換表【脂質異常症編】【肥満解消変】

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